ルーツアイアンの中で、史上初となる最薄部1.7mmフェースを実現いたしました。
スーパーアーメットフェースの厚みを上部1.8mm、下部1.7mmと厚みに変化を持たせてあります。一般的にアイアンでボールをヒットした場合、フェースを上下に2分割いたしますと、中心より下側に当る場合が多いものです。その下部のフェース厚を薄くすることで、飛距離性能が大幅に向上いたしました。（2010年 新しい溝の規則に適合）
この薄さに耐えうる強度を実現できたのは、チタンの2.4倍強度を持つ、ねばり強くてしなやかなスーパーアーメット鋼だからこそです。

ショートウッドやユーティリティの出現により、#5、#6アイアンが苦手になってきた方が増えています。しかしながら、方向性を一番出し易いのはアイアンです。
そのアイアンを易しく使えるようにザ・ルーツKEIでは#5と#6アイアンの形状を、ユーティリティとアイアンを融合させ中空構造にしたM5、M6として生まれ変わらせました。
この構造により重心深度は16.2mmと非常に深くなり、抜群の飛距離性能と方向性の安定を両立させました。
#7番よりも短い番手は、ワイドポケットキャビティ構造とし、上下左右方向のスウィートエリアを拡大。さらに重心深度を24.5mmと非常に深く設計したことで、芯を外してもミスショットとなりにくいアイアンとなりました。

ザ・ルーツKEIアイアンで新たに採用いたしましたヒープソールです。
ソールの中心部を半円状に盛上げることでソールにボリュームが増し、遠心力を効かせて一気に滑り抜けていくソール形状です。
ソール後方部にはクレセント（三日月形）ソールを採用いたしました。幅広ソールなのにソール後方部が邪魔にならずミスショットの防止に効果を発揮いたします。

今回開発しましたアイアン用MISASAGIシャフトはトリプルブースター機能を有し、シャフトの剛性を手元部、中央部、先端部で調整したシャフトです。
ダウンスイングに入った際に、グリップ直下の手元部でまず一度しなり、コックのほどけやすいアマチュアゴルファーがプロのように”ため”を作るのをサポートします。
次にシャフト中央部は剛性を高めて、安定したヘッド軌道を導き、方向性を高めます。 最後にシャフト先端部を剛速球ピッチャーが手首でボールをスナップし球速を上げるようにしならせ、いっきにヘッドを走らせます。
アイアン用MISASAGIシャフトは憧れのダウンブローが簡単に実現できますので、ティーアップしていない球も楽に操作できます。